Japan M&A Awards

11 June 2020

ジャパンM&Aアワード概要書の書き方のヒント

1年間のディールメイキングを半ページの概要書にどうまとめるかお悩みでしたら、以下を参考になさってください。

先ず始めに、フィナンシャルアドバイザーとリーガルアドバイザーの最終候補者リストの作成過程をご案内します。リストには、案件総額ベースでの上位3社と、案件総数ベースでの上位3社が掲載されます。対象案件は2020年4月1日から2021年3月31日の期間内に発表されたものとなります。国内に本社機能を持つアドバイザーについても、トップランクの各社を掲載します。

選考過程では以下のM&Aデータが審査員に提供されます。

  • 各分野での案件数と案件額を記載した順位表
  • 各分野での候補企業の案件総数と案件総額

概要書では、データには表れない案件の特長をご説明ください。

審査員が重要視するのは受賞に値する理由です。いかにしてディールに付加価値をもたらし、クライアントをサポートしたか、複雑な状況に対して独創的な解決策をどのように提示したかなどが伝われば、理想的な概要書と言えます。

複数の案件を成功事例として挙げ、御社の実績を強調することもできます。最終候補者リスト作成の過程では全ての事業会社・プライベートエクイティ案件が対象となり、買収企業、売却企業、ターゲット企業、いずれに対するマンデートも対象に含まれます。概要書に記載された案件がなぜ重要なものなのか、案件をまとまるためにアドバイザーとして何を貢献できたのかをご説明ください。

1つの案件が全てを語る場合もあります。御社の1年間の実績を象徴すると思われる大きな案件に関与された場合は、その旨を明記してください。同案件に対し、御社がいかに直接的に貢献したかが審査対象となり、御社がリードアドバイザーを務めた案件であれば、特にその比重は高くなります。

審査員の考慮対象外となる要素:

  • マージャーマーケット以外の社からの受賞歴やランキング
  • マージャーマーケットが集計するデータの最低基準を満たさない案件
  • M&Aマンデートのない資金調達や引き受け業務
  • フィナンシャルアドバイザーに対してのみ提供された法的アドバイス

その他の注意事項

  • 提出された概要書は機密文書として取り扱われます。ただし、これまでに公表されていない情報については「コンフィデンシャル」と明記してください。
  • 概要書は半ページのもので十分です。図表やイラスト、その他のプレゼンテーション資料や提案資料は不要です。
  • ミッドマーケット各賞が対象とする案件は、案件額が5000万ドルから3億ドル相当のものとなります。
  • 概要書の提出期限は9月3日、金曜日です。 michael.lui@acuris.comまで、メールでお送りください。

概要書を提出された場合は受賞のチャンスがあることをお忘れなく。結果については発表日の10月29日にご確認ください。